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「久しぶりにF1観戦 小林の走りにしびれた」

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最近、仕事が立込んでいて日付が変る頃までパソコンに向かっているのですが、日曜日はF1モナコGPをテレビ観戦していて日付が変りました。特にF1が大好きという訳でも無く、この日もたまたまテレビを付けたらスタート直前だったので、最初の方だけ見るつもりでした。

しかし今年のレースはとても熱かった。結局最後まで見てしまったのですが、その一番の理由が「小林 可夢偉」選手の激走です!今シーズン、初戦以外は全レースをポイント圏内で終えている彼の調子が良い事はニュースで知っていましたが、モンテカルロで手に汗握る良いレースを見せてくれました。
中盤以降5番手を走り続けていた彼は、摩耗するタイヤを労りつつも時にアグレッシブな走りを見せ、終盤には4番手にまで順位を上げたのです。

日本人ドライバーが、モンテカルロで上位争いをしている!なんと素晴らしいことか。
前を走るのはセバスチャン・ベッテル、フェルディナンド・アロンソ、ジェイソン・バトン。そして後ろにはマーク・ウェーバーにルイス・ハミルトン。世界のトップガン達が集まるF1の舞台で上位を狙うには、彼らと闘いそして勝たなくてはいけない。当たり前の事だけど、それがどんなに凄い事か。キリキリする展開にずっと目が釘付けになってしまいました。

最終ラップでウェーバーに抜かれ、5位でチェッカーフラッグを受けたのですが、彼の今後には大きな可能性が感じられました。
彼は「コース脇の日本の国旗が、僕に力をくれる!」と言っていたそうですが、モナコGPでの彼の走りを見て、わたくし元気をもらいました!
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「現在進行中のプロジェクト 八事の家」

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本日はまもなく着工予定のプロジェクト「八事の家」をご紹介。
久々の鉄筋コンクリート造のガレージハウスです。

公的な空間と私的な空間を隔てる伸びやかな壁の向こうに並ぶ白い箱。コンクリート打ち放しの壁と白い壁が織りなすコンポジションは、マンションの立ち並ぶ街区に埋没しない凛とした存在感を放ちます。

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こちらはリビングの完成予想CG。1.5層分の天井高の開放的な空間は、周囲からの視線もカットするプライバシーに配慮した設計になっています。
正面の壁にはファサードと同じく、本実板打ち放しの壁を配置。リビングに重厚感をもたらしています。

この住宅はデザインと共に性能にも拘っているのですが、その辺りのご紹介はまた今度・・・。

「メルシャン軽井沢美術館」

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先週、ゴールデンウィーク休暇を利用して軽井沢へ行ってきました。

最初に訪ねたのは「メルシャン軽井沢美術館」。1955年からこの地でウイスキーの蒸留を始めたメルシャンが、その樽貯蔵庫などを改装して1995年にオープンした美術館で、コンバージョンを担当したのはルーブル美術館の改装も手掛けたフランス人建築家「ジャン・ミシェル・ヴィルモット」です。
彼は既存の建物を良さを生かしてリノベートする技術に長けていて、ルーブル美術館では歴史を重ねた宮殿の印象をそのままに、新しい部分と旧い部分がお互いの良さを引立たせあっています。

そんな彼の手腕はここ軽井沢でも存分に発揮されていて、建物のみならず敷地内に分散配置されていたそれらのレイアウトも巧みに用いて、緑豊かな敷地内を巡る、とても魅力的な動線を生み出しています。
まず来館者は上のエントランス棟に入りチケットを購入するのですが、そのあと真直ぐ外へ出て次の建物へと移動する動線設計になっています。

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エントランス棟から、次の建物を見た所です。どんなシーンが待ち受けているのか。ワクワクしてきますね。

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次の建物との間、中庭に立って左を見た景色。白樺の木立と芝生の広場、その奥には旧い蒸留所の切り妻屋根が並んでいます。白樺の幹の白さと蔦の茂った蒸留所の黒っぽい外壁、芝の緑。この場所ならではの風景が巧みにフレーミングされています。
またエントランス棟の中は敢えて薄暗くされていて、明るい屋外へ出た時に目に入ってくる風景が、より強く印象づけられます。晴れていたらもっと綺麗な写真が撮れたのでしょうけど、この日はあいにく薄曇りでした。

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次に来館者を迎えるのは、樽貯蔵庫を改装したミュージアムショップ棟です。エントランス棟とは対照的に、トップライトから降り注ぐ自然光に満ちあふれた、明るい空間になっています。
ここへ来て、展示室へ辿り着くの為に、もう一度外へ出なくてはいけない事に気付きます。これは建物間を自由に行き来できると言う事でもあるのですが、それにしても展示棟の前にミュージアムショップを持ってくる大胆さ。
しかも、RMN(フランス国立美術館連合)と提携しているからか、ルーヴル美術館やオルセー美術館にも置いてあるグッズが揃っていて、ついつい手に取って眺めてしまい、なかなか次に進めません。

美術館棟へ行く為には、写真右手に写る2枚のコンクリートの壁に挟まれた階段を上り、キャットウォークの様な回廊を通って、左上のドアから再び外部に出ていきます。

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回廊の壁には、RMNに加盟している美術館の収蔵作品のポスター(売り物)が並んでいて、それらを見て廻るのもなかなか楽しいです。
エントランス棟とこのショップ棟は、建物を貫く軸線上に直線的に並べられていて、それを中心に左右対称の空間が展開されています。

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ショップ棟から出て振り返ると、二つの建物を貫く軸線が強く意識されます。自然の中に直線的に建物を配置しているあたりは、いかにも西洋的な発想ですね。
美術館棟はこの軸線から外れた所に建っていますが、新しくレストラン棟をその対称の位置に置いて、やはり敷地全体をこの軸線を中心に構成しなおした事が分かります。
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美術館はゆるやかに曲がる道の先、森の中に静かに佇んでいます。西洋を強く感じさせる建築言語である正面の列柱は、改築前には壁と一体になっていて、現在の様な独立した形態ではありませんでした。建築家がこの列柱を大切な要素として取り出した訳ですが、それは昭和30年からウイスキーの蒸留を始めたこの土地や、外国人の避暑地として開けた軽井沢が、古くから西洋との繋がりがあった事を示すメタファーなのかも知れません。
美術館の中は撮影禁止でしたので写真はありませんが、既存の倉庫を巧みに生かした落着いた親しみを感じさせる空間になっていました。

現在は、ハンガリー人写真家「アンドレ・ケルテス」の展覧会(2011年7月17日まで)が開催されています。身近で何の変哲も無さそうな日常を幾何学的な構図で切取った彼の作品は、どれもハッとさせられるような力を持っていて、飽きる事はありませんでした。
私の好きなフランス人写真家アンリ・カルティエ・ブレッソンと、どことなく似ているなと感じながら見ていたのですが、どうやらケルテスは彼のお師匠さんだったようです。

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美術鑑賞を愉しんだ後は、敷地内のレストランで釜焼きのピザをいただきました。写真のピザとパスタを食べましたが、どちらもとても美味しくて心もお腹も満たされました。12時よりも少し前に入ったのでまだ席は空いていましたが、あっという間に満席になっていました。

美術館には美味しい食事ができる場所が必要だと思っているのですが、そういう点でもメルシャン軽井沢美術館は強くお勧めできる所です。
例えばヨーロッパでは、ルーヴルでもビルバオのグッケンハイムでも、ミュージアムには人気のレストランやカフェが入っているものです。残念ながら日本のミュージアムで、その様な場所は多くはありません。最近訪ねた所でで良かったのは横須賀美術館ですね。海を見ながら食べる美味しいイタリアンが強く印象に残っています。

ただ非常に残念な事に、このメルシャン軽井沢美術館は2011年11月6日をもって閉館してしまうそうなんです。大きくはないですが、とても素晴らしいミュージアムですので、これからも続けていただきたいと願うばかりです。

これから暑い季節を迎えますが、皆さんぜひ避暑を兼ねて訪ねてみて下さい。
軽井沢のアウトレット「プリンスショッピングプラザ」もオススメです。

Profile


六鹿 篤
mutsuga atsushi
建築設計事務所 「Architect6」代表

mutu

Author:mutu

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