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「わが家にPH50がやってきました」

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前回のアップからまた間が空いてしまいました。先月末には「一社の家」の実施設計の締め切りがあったのですが、仕事が建込んでくるとどうしてもブログはサボってしまいます。

さてそんな忙しいさなか、昨年秋に「RealStyle」で取り置きしておいたルイスポールセンのPH50がわが家に届きました。
何でこんなに時間が掛かったかというと、同時に注文しておいたダイニングテーブルの納品にタイミングを合わせたからなんですが、それにしてもこの照明の放つ光の柔らかさ、そしてディティールの美しさは思わず見とれてしまいます。ダイニングの廻りの雰囲気がぐっと良くなりました。

ご存知の方も多いと思いますが、「PH50」はルイスポールセンの傑作ペンダントライト「PH5」の50周年記念モデルで、私が購入したのは「ワサビグリーン」と名付けられた、優しい緑色の仕上げがなされたモデルです。
全く同じ物を「竜泉寺の家」のお客様がダイニングで使っているのですが、それを見て僕もすごい気に入ってしまい、ずっと欲しいと思っていました。

それが昨秋、たまたま近所のインテリアショップで展示してあったこの照明が、ショップのリニューアルの為に現品処分で安く売っていたのを見て、即決してしまったんですね。

照明はただ単に空間を必要な量で照らすだけではいけないと、普段の設計の中でも色々と工夫をしながら計画をしているのですが、このPH50の優しい光を見ていると住宅に必要な光の本質を教えてくれているような気がしてきます。
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「竜泉寺の家 TV放映スケジュール」

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先日収録した「竜泉寺の家」のテレビ放映スケジュールが決まりましたので、お知らせいたします。

BS11・・・8月6日と13日の朝9時30分から
日経CNBC(スカパー等)・・・8月7日と14日の朝10時30分から
以上は全て同じ内容の放送になります。

ASJが製作をしている「建築家のアスリートたち」という30分番組の後半、ASJのある風景のコーナーで紹介されます。
番組の前半部分で特集されているのは、何と世界的な建築家「リチャード・マイヤー」氏。巨匠の後に、私がテレビに出て自分の作品について語るなんて・・・。というか、全然上手く語れていないですけどね。
ぜひ音量は絞ってご覧いただきたいです。

「メルシャン軽井沢美術館」

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先週、ゴールデンウィーク休暇を利用して軽井沢へ行ってきました。

最初に訪ねたのは「メルシャン軽井沢美術館」。1955年からこの地でウイスキーの蒸留を始めたメルシャンが、その樽貯蔵庫などを改装して1995年にオープンした美術館で、コンバージョンを担当したのはルーブル美術館の改装も手掛けたフランス人建築家「ジャン・ミシェル・ヴィルモット」です。
彼は既存の建物を良さを生かしてリノベートする技術に長けていて、ルーブル美術館では歴史を重ねた宮殿の印象をそのままに、新しい部分と旧い部分がお互いの良さを引立たせあっています。

そんな彼の手腕はここ軽井沢でも存分に発揮されていて、建物のみならず敷地内に分散配置されていたそれらのレイアウトも巧みに用いて、緑豊かな敷地内を巡る、とても魅力的な動線を生み出しています。
まず来館者は上のエントランス棟に入りチケットを購入するのですが、そのあと真直ぐ外へ出て次の建物へと移動する動線設計になっています。

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エントランス棟から、次の建物を見た所です。どんなシーンが待ち受けているのか。ワクワクしてきますね。

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次の建物との間、中庭に立って左を見た景色。白樺の木立と芝生の広場、その奥には旧い蒸留所の切り妻屋根が並んでいます。白樺の幹の白さと蔦の茂った蒸留所の黒っぽい外壁、芝の緑。この場所ならではの風景が巧みにフレーミングされています。
またエントランス棟の中は敢えて薄暗くされていて、明るい屋外へ出た時に目に入ってくる風景が、より強く印象づけられます。晴れていたらもっと綺麗な写真が撮れたのでしょうけど、この日はあいにく薄曇りでした。

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次に来館者を迎えるのは、樽貯蔵庫を改装したミュージアムショップ棟です。エントランス棟とは対照的に、トップライトから降り注ぐ自然光に満ちあふれた、明るい空間になっています。
ここへ来て、展示室へ辿り着くの為に、もう一度外へ出なくてはいけない事に気付きます。これは建物間を自由に行き来できると言う事でもあるのですが、それにしても展示棟の前にミュージアムショップを持ってくる大胆さ。
しかも、RMN(フランス国立美術館連合)と提携しているからか、ルーヴル美術館やオルセー美術館にも置いてあるグッズが揃っていて、ついつい手に取って眺めてしまい、なかなか次に進めません。

美術館棟へ行く為には、写真右手に写る2枚のコンクリートの壁に挟まれた階段を上り、キャットウォークの様な回廊を通って、左上のドアから再び外部に出ていきます。

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回廊の壁には、RMNに加盟している美術館の収蔵作品のポスター(売り物)が並んでいて、それらを見て廻るのもなかなか楽しいです。
エントランス棟とこのショップ棟は、建物を貫く軸線上に直線的に並べられていて、それを中心に左右対称の空間が展開されています。

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ショップ棟から出て振り返ると、二つの建物を貫く軸線が強く意識されます。自然の中に直線的に建物を配置しているあたりは、いかにも西洋的な発想ですね。
美術館棟はこの軸線から外れた所に建っていますが、新しくレストラン棟をその対称の位置に置いて、やはり敷地全体をこの軸線を中心に構成しなおした事が分かります。
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美術館はゆるやかに曲がる道の先、森の中に静かに佇んでいます。西洋を強く感じさせる建築言語である正面の列柱は、改築前には壁と一体になっていて、現在の様な独立した形態ではありませんでした。建築家がこの列柱を大切な要素として取り出した訳ですが、それは昭和30年からウイスキーの蒸留を始めたこの土地や、外国人の避暑地として開けた軽井沢が、古くから西洋との繋がりがあった事を示すメタファーなのかも知れません。
美術館の中は撮影禁止でしたので写真はありませんが、既存の倉庫を巧みに生かした落着いた親しみを感じさせる空間になっていました。

現在は、ハンガリー人写真家「アンドレ・ケルテス」の展覧会(2011年7月17日まで)が開催されています。身近で何の変哲も無さそうな日常を幾何学的な構図で切取った彼の作品は、どれもハッとさせられるような力を持っていて、飽きる事はありませんでした。
私の好きなフランス人写真家アンリ・カルティエ・ブレッソンと、どことなく似ているなと感じながら見ていたのですが、どうやらケルテスは彼のお師匠さんだったようです。

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美術鑑賞を愉しんだ後は、敷地内のレストランで釜焼きのピザをいただきました。写真のピザとパスタを食べましたが、どちらもとても美味しくて心もお腹も満たされました。12時よりも少し前に入ったのでまだ席は空いていましたが、あっという間に満席になっていました。

美術館には美味しい食事ができる場所が必要だと思っているのですが、そういう点でもメルシャン軽井沢美術館は強くお勧めできる所です。
例えばヨーロッパでは、ルーヴルでもビルバオのグッケンハイムでも、ミュージアムには人気のレストランやカフェが入っているものです。残念ながら日本のミュージアムで、その様な場所は多くはありません。最近訪ねた所でで良かったのは横須賀美術館ですね。海を見ながら食べる美味しいイタリアンが強く印象に残っています。

ただ非常に残念な事に、このメルシャン軽井沢美術館は2011年11月6日をもって閉館してしまうそうなんです。大きくはないですが、とても素晴らしいミュージアムですので、これからも続けていただきたいと願うばかりです。

これから暑い季節を迎えますが、皆さんぜひ避暑を兼ねて訪ねてみて下さい。
軽井沢のアウトレット「プリンスショッピングプラザ」もオススメです。

「友人のオープンハウスへ行ってきました」

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今日は名城大学の同級生、丸田知明君が設計をした「土岐の家」を見に行ってきました。
私とは設計の志向性が違うものの、やっぱり丁寧に設計された建築を見に行くのは非常に勉強になりますし、大いに刺激を受けます。

土岐市街を見下ろす谷間に佇む、トンガリ屋根のキュートな木の家。彼らしい雰囲気が溢れています。
感心したのは、この朴訥な風情の谷間にあって、以前からここに建っていたかのような据わりの良さ。この住宅が建てられるのを、この土地が待っていたかのようでもあります。
それはきっと材料の選択の的確さもさる事ながら、その形態やボリューム、レイアウトが適切だから。恐らく何度もこの地を訪れ、スタディーを繰り返したのでしょう。手を抜かない仕事は、気持ちが良いですね。
植栽工事の完成も楽しみです。

さて明日は、私が設計をした「ロノジノイエ」が上棟を迎えます。震災の影響で、合板を始めあらゆる建材が非常に手に入りにくい状況が続いていますが、取りあえず建物の骨組みに必要な材料は確保出来ました。
天気も良さそうですし、楽しみですね。

「吉村順三建築のいま@文化のみち撞木館(名古屋市)」

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 昨日、名古屋市東区にある「文化のみち撞木館」で2月6日まで開催されている、「吉村順三建築のいま」という展覧会を見に行ってきました。会場となっている撞木館は大正から昭和初期にかけ、陶器商の井元為三郎が建てた邸宅を利用した施設で、都会の只中にいる事を忘れてしまいそうな静寂の時が流れる敷地に、木造の日本家屋と洋館、そして二棟の土蔵が建っています。その歴史を感じさせる邸宅に、戦後日本の建築界に多大な影響を与えた建築家「吉村順三」の、家具や照明をはじめ、模型や図面が展示されています。

 人目を惹くような派手な意匠ではないのですが、非常に丁寧な仕事が為されている日本家屋に、吉村氏のデザインした家具が見事に溶け込んでいます。見た目だけの格好をつけた様な意匠を嫌い、その家に住う人やその家具を使う人の使い勝手や心地よさを真摯に考えた、吉村氏の美学がそこはかとなく感じられます。
 一部を除き、実際に椅子に腰掛ける事ができるのですが、その優しい座り心地の椅子に身を任せて庭を眺めていると、住まう事の豊かさとは何か、建築家がすべき事は何か。吉村氏が問い掛けて来ているような気がしました。

「建築は生きている-吉村順三建築のいま」←詳細情報
開催期間:平成23年1月26日(水)?2月6日(日) 10:00?17:00
場所:文化のみち撞木館(名古屋市東区橦木町2丁目18番地)

「バルセロナの魅力-街並編」

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2010年の10月に訪れたバルセロナ。非常に魅力的で大好きな街ですが、その中でも特に心に残っている風景をご案内したいと思います。
まず上の写真は、私が宿泊したホテル「BestWestern Hotel Barcelona 54」の屋上テラスからの夕景。港越しにモンジュイックの丘を眺める事ができます。
19世紀の建物の内装を、現代的に改装したこのホテルは、バルセロナの海に向かって突き出した半島の様な街区の中ほどに位置しています。その為、ホテルの前面には高級クルーザーが停泊するヨットハーバー、そして背後にはバルセロネータの美しい砂浜があって、地中海の港湾都市バルセロナの魅力を肌で感じる事ができます。

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モンジュイックの丘を、港から眺めるとこんな感じです。左橋のタワーは、モンジュイックの丘の中腹と埠頭を結ぶロープウェーです。本当はこれに乗って、丘の上からの景色を愉しもうと思っていたのですが、残念ながら終電に間に合わず断念しました。あそこからの地中海と、バルセロナの街を眺めるパノラマは最高なんですけどね・・・。

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こちらは日の出から間も無い頃に、ホテルからバルセロネータの海岸へ向かう途中の街並です。日の出と言っても朝8時頃です。カラフルな外壁の集合住宅が密集する地域で、一人で歩くにはちょっと勇気がいる雰囲気。でも視線の先に輝く地中海の海とのコントラストは素敵です。

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そして辿り着いたのは、朝焼けに染まるバルセロネータの美しい海岸。近郊の住民まで含めると、500万人を超えるヨーロッパ第四の都市でありながら、こんなにも素晴らしい自然が残るのも、バルセロナの大きな魅力です。
朝からジョギングをしたり、犬の散歩をする人も多いこの海岸。本当に羨ましい環境です。

しかしバルセロナの旧市街も、非常に魅力的な街区として残っています・・・

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「ミラージェスの遺作。サンタカテリーナ市場でランチ」

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 本日のネタは、現代カタルーニャを代表する建築家であった「エンリク・ミラージェス」設計の「サンタ・カテリーナ市場再生計画」。なぜ過去形かと言いますと、彼は2000年に45才という若さで亡くなっているからなのです。
 ミラージェスが公私のパートナーであるベネデッタ・タグリアブエと共に、この仕事をコンペで獲得したのは1997年のこと。そして竣工したのは2005年の5月ですから、彼は完成したこの市場を見る事なく他界してしまった訳です。プロジェクト自体は奥さんが引き継いだのですが、実に8年もの歳月を掛けて完成したこの市場、一番の特徴は何と言っても大きく複雑にうねった大屋根と、それを彩るカラフルな仕上げでしょう。屋根のスタディだけで3年も掛けただけあって、その抑揚ある屋根の稜線は非常に調和の取れたモノになっています。

 しかし、旅行客がその屋根を上から眺める事ができる場所は、残念ながら用意されていません。その特権は近隣のアパートの住民だけに与えられているのですが、写真ならば彼らの事務所(EMBT)のホームページなどで見る事ができます。この曲面と六角形を組合せたカラフルな仕上を見ていると、何となくガウディが用いた手法との関連性も感じらるのですが、この色彩は市場にならぶ野菜や果物を表現しているそうです。これだけの色彩を用いているにも関わらず、刺々しさを感じないのは彼らの卓越した感性と数多くのスタディのお陰でしょう。
 またこの屋根は市場の上に掛けられた、芸術的な一枚の布の様にも見えます。そして地中海の都市バルセロナの明るい太陽の下、もっと日常生活を愉しもうじゃないか!そんなメッセージを感じます。だってこの屋根の下には、日々の暮らしを彩る美味しそうな食材がたくさん並んでいるのですから・・・

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 内部に入ると大屋根のダイナミックさと、構造材でもある木材がもたらす親近感を感じる事ができます。素晴らしいのは、木材と鉄骨が組み合わされたハイブリッド構造である、この大屋根を支えている柱の存在が内部において慎重に消し去られている事です。その操作によって、この大きな屋根が市場全体に覆いかぶさる重たい物質として表れる事を回避し、あくまで一枚のテキスタイルが地面すれすれに漂っているかの様な印象を獲得しています。物体としての屋根の存在感は決して小さくないのに、圧迫感は感じない。メロディーを奏でている楽器の様な屋根がある・・・。そこにはサンタカテリーナ市場に固有の場所性が生まれているのです。

 しかし、この市場を訪れた理由はこの建築を見る事だけではありません・・・

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「リベンジなったか? JIA東海支部設計競技2010」

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 今や全国から数多くの応募が集まる、「日本建築家協会東海支部主催の設計競技」。今年で27回目を迎える歴史もあるイベントでもあるのですが、私は昨年に引き続き審査員として参加いたしました。とは言っても昨年は新型インフルエンザで審査会を欠席してしまったので今年はそのリベンジと言う訳なんですが・・・。

 不景気の影響で前年の競技から賞金が無くなってしまったにも関わらず、今年も学生の部と社会人の部を合わせて200以上の、渾身の作品が集まりました。第26回から30回まで続くシリーズテーマは「風土をみる」。そして第27回目となる今回の課題は「屋根と床」です。要するに屋根と床を使って風土についての何かしらの回答を求めた訳ですが、その捉え方はまさしく十人十色。そこで自分なりの評価軸を定めて審査に取り組む事にしました。

 上は一次審査の様子です。シーラカンスの伊藤恭行さんを審査委員長に、ゲスト審査委員として若手注目株の長谷川豪さんを迎え、さらに地元の大御所を含めた錚々たる8名のメンバーで、時に優しく時に厳しく審査いたしました。
 一つの応募案を審査するのに掛けられる時間は72秒。限られた時間の中で200以上のプレゼンを読みとっていくのは、思っていたよりも骨の折れる作業でした。一次審査では各審査員がそれぞれ10づつを推挙した案から30案に絞り込み、公開審査となる2次審査へと進めたのですが、自分が選んだ案が何故残すべきものであるのか説明をしつつ議論を交わす審査は、緊張感を伴うなかなか面白いものでした。ただ一次審査はまだまだ序の口、審査員が応募者の代理となってプレゼンをするようなモノですから、案が絞られてくる2次審査以降は白熱の議論が予想されました。

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「ガウディ・・・ジュールベルヌか宮崎駿か?」

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 再びガウディの作品、バルセロナのグラシア通りに建つ「カサ・バトリョ」をご紹介します。繊維業を営んでいたジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受けたガウディが改築を設計した建築物で、完成は1906年ですからもう既に100年の歳月が過ぎているんですね。他の作品とともに世界遺産に登録されていますが、1世紀以上の歳月を耐えて世界中から人々を惹き付ける・・・ガウディの仕事には感服です。

 その芸術的な装飾を見れば彼の圧倒的な個性を感じ取る事ができるですが、各部屋に光を均等に届けるべく生み出されたトップライトと光庭、上げ下げ式の窓や無双窓の様なガラリ等、100年以上の前の建築とは思えない数々の技術面での発想にも驚かされます。見るべきポイントは数多くありますが・・・

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「世界遺産サンパウ病院を訪ねる」

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 サグラダファミリア教会から北東へ、真直ぐ15分ほど歩いた場所に建つ「サン・パウ病院」。設計したのは、バルセロナ建築学校でガウディにも教えていた「ドメネク・イ・モンタネール」という地元カタルーニャの天才と呼ばれた建築家。世界遺産に登録されていながら最近まで実際に病院として機能していましたが、現在は補修工事中の為、正面の建物以外は見学できませんでした・・・残念。一部は、とある機関の建物として利用されるそうです。

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 「芸術には人を癒す力がある」と考えた彼は、ムデハル様式を彼流にアレンジし病院の内外を豊かな色彩と美しい装飾に彩りました。日本の白くて陰湿な雰囲気の病院とは全く違った、まるでおとぎの国か天国(縁起でも無い?)の様な世界が拡がっています。このエントランスの空間が、祈りと癒しの空間でもある教会にも似ている様に感じられるのは、そんな彼の思想が反映されているからかもしれません。

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Profile


六鹿 篤
mutsuga atsushi
建築設計事務所 「Architect6」代表

mutu

Author:mutu

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